悲痛伝 (講談社ノベルス)

最近てか昨日、友達に「君の話し方西尾維新さんの本に絶対影響されてるよね」と言われたby_sKです。

いや、ぶっちゃけそうなのかなあと思って西尾維新を読む前の自分の友だちに送ったメールとかを見てですね、
昔からこんな奴だったことが判明しました^p^
いやまあ言葉遊びは好きですが、割りと昔から好きだったようです。おお痛い痛い
まあ言葉遊びの質では本書いてる人に及ぶわけがないわけです。当然。

さて、前の「悲鳴伝」の時に、「単発」って書いてました。間違いですアレ。いや、単発だと思ってましたページ数だって前回515に対して今回520に増えちゃってるし、作者の西尾維新さんもあとがきにてこの続編の存在が意外であったことを語ってくれています。 

でだ。
まあ西尾維新さんの好きなところを前回書きまくったので、いきなり今回の言葉遊びの紹介をば。

表紙にある言葉遊びでは、

死はゲームオーバーであり、
ゲームのクリアでもある。


重要なのは勝利ではなく、
敗北してもなお利益を得る戦いかただ。

失敗が成功の母なら、増長は成功の娘。

 
など。一つ一つが言い得て妙ですね、すごいです。
僕が気に入ったものを2つ紹介すると、

人は変われる。
ただし戻れるとは限らない。


とまあこの記事のタイトルに使わせてもらっているもの、そして

努力は無駄ではない。
無駄を構成するほんの一部が努力なのだ。


というものですね。言葉遊びってすげえなあ...

で。
結果やっぱりシリーズ物になっちゃったわけですが、じゃっとあらすじをなぞると、

感性に欠けるという理由でヒーローとされている主人公の少年が、いきなり「[とある島]に行って」とか言われて、何でだろって言ったら「[とある島]から人類が衰退しました消失しました」とか超展開で、んでもって飛行機からパラシュートで降りたと思ったらいきなり意味不明の魔法少女なる人物と出会う。
 
てとこか?(笑)
魔法少女っていうネタに突っ込んできたこともまた予想外ですハイ
もしかして同作者に魔法少女系の小説があるからリンクが…とか思いましたがそんなことはなかったぜ^^;
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)
さて、先ほどシリーズ物になったといいましたが、正式には<伝説>シリーズと呼ばれるらしいです。で、ここからの続編「悲惨伝」「悲報伝」「非業伝」の3つが刊行予定であることが発表されています。まあつまり、本はゴツくても謎が残されたままの部分が多すぎて感動にいたっておりません(爆)

ですがまあ相変わらずの超展開の連続に振り回されました^^;
今いろいろ書いてもこっからが期待だから敢えてそれを避けますが、

うどんが食いたくなった

以上!

なんとひどいレビューだろうか。講談社から訴えられないか不安だわ^^;
だってーまだ謎だらけだしーてか[あの島]に住んでる人たち怒らねえのかなあコレ(笑)
あ、さっきから出てる[島]は日本人ならだれでも知ってる島です、これ知らなかったら日本人じゃねえw

まあ魔法少女というジャンルが入ってきても推理と戦闘を足したようないつもの感じは健在です、楽しいです。
さあ次こそ少女不十分読むぞ

では。